

気になっていたのでグシクムイからの帰りに思い切ってハンドルをその方向に向けてみました。橋を渡ってしばらく行くと案内があり、駐車場に着きました。

ちょっとした案内図もあります。
説明によると、伊野波は本部町発祥の地として知られ、寛文6年(1666)今帰仁間切りより12村を分離して伊野波(ヌファ)間切りを新設した時に番所と歌碑が置かれたそうです。
その集落の小高い茂みに小さな坂道がつづいているのですが、それが古典音楽や民謡で歌われている伊野波節(ヌファブシ)で名高い「伊野波の石くびり」だそうです。石くびりとは、石の小坂と言う意味です。

確かに石が敷かれた階段ですが、小坂にしては少々登りにくいかもしれません。


ぬふぁぬいしくびり
んぞちりてぃぬぶる
にゃふぃん いしくびり
とぅさあらな
んぞちりてぃぬぶる
にゃふぃん いしくびり
とぅさあらな
と読みます。
その意味は、「伊野波の石ころ道の坂は、大変難儀な道だけど、愛する人と連れだってお互いに語り合いながら行くときはもっと遠くあってほしいと思う。」との恋歌だそうです。
詳しくは、こちらへ

階段を登ると広場があり、ステージもあります。
ここからの見晴らしはなかなかよくて、遠くに本部大橋も望めます。


久しぶりに石くびりのそばも食べてみたくなりました。
随分前のことなので、もう味も覚えてないのですが、確かあっさりとした味で美味しかった記憶があります。
今度食べてみましょう。あ、近くにある炙りソーキの店も気になっているんですよねぇ(苦笑
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